2020年に向けて!年始に世界的経営者から学ぶ成功のエッセンス 〜ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ〜
どうも。
篠原です。
みなさん、年末年始はどのように過ごされたでしょうか。
大切な人と過ごしたり、帰省したり、長期旅行に行ったりと普段できないことをした方も多いのではないでしょうか。
ボクはいつもどおり仕事をして友達と飲みつつ、本を読んだり、映画をみたりしました。
今回は2020年を大きく飛躍する1年にする学びたっぷりでありながらも、楽しめる映画をみようと思い、世界有数企業の一つであるマクドナルドの創業者「レイ・クロック」の成功秘話もとにした映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をみたので、紹介いたいます。
1.チャンスは突然やってくる
映画の舞台は1950年代のアメリカです。
主人公はレイ・クロック(52歳)、ミルクシェイクマシンを飲食店へ車でアメリカ中を移動しながら売り渡っているセールスマンです。
当時のアメリカの外食業界はドライブイン・レストランブームが起こっていました。
ドライブイン・レストランはどういうものかというと、車に乗りながらウェイトレスにオーダーを伝え、車に乗りながら食事をするというシステムです。
レイもセールスの合間の食事はもっぱらドライブインで済ませていました。
当時のドライブインは注文してから料理ができるまでかなり時間がかかったり、オーダーミスが頻発したり、ガラの悪い人達のたまり場になったりと課題が多くあったそうです。
そんな中、レイ・クロック宛にあるドライブイン・レストランから1つの大量注文が入ります。
課題たっぷりのドライブイン・レストランの中で大量注文をするような、景気が良いお店をどんな人がやっているのか、気になったレイは車を走らせ実際に会いにいきます。
そこでみたものはハンバーガーとポテト、そしてドリンクというメニューが3つだけのドライブイン・レストランでした。
レイが衝撃を受けたことは注文したからわずか30秒で料理が出てくるというスピードです!
あまりに凄かったので、興味をもったレイはオーナーであるマックとディックの兄弟を食事に誘い話をききます。
そこで聞いたのがこの兄弟が今にいたるまでの失敗の連続、どんな状況でもチャンスに変えていく兄弟の発想力と行動力、そして作り上げたシステムに感銘を受けたレイはこの二人と事業展開していこうと心に決めてフランチャイズ化の提案をします。
これが、世界有数の企業「マクドナルド」の始まりです。
2.新たな出会いと発想の転換
フランチャイズ展開が決まってから、レイは講演を開いたり、会合で出会った人とコミュニケーションをとったりし、フライチャイジーを募っていきます。
そして、起ち上げた店には自らも出向き、運営面・システム面など様々な面へ1人でサポートして軌道にのせていき続けていきました。
みなさん、何かに熱中している時にギリギリまで追い込むほど、チャンスが巡ってきたという経験をしたことありませんか。
レイ・クロックも目が回るように仕事に打ち込んでいる時に、マクドナルドのコンセプトや展開力を確固となるものにした強力なパートナーと出会います。
オープンスタッフとして参加していたフレッド・ターナーと、資金繰りで苦労し銀行をかけずり回っていた時に出会ったハリー・ソネボーンと出会います。
本当にご縁ってどこにでもありますよね。
フレッド・ターナーはレイ・クロックの後のCEOとなり、マクドナルドを世界100カ国に展開した人物で、ハリー・ソネボーンはレイ・クロックにマクドナルドは飲食業ではなく不動産業だとアドバイスをし、大きく事業を拡張するきっかけを与えた人物です。
この「マクドナルドは不動産業だ」という話はボクも師匠から教えていただいたことがあります。
最初は「?」が頭に浮かびました笑
レイ・クロックはハリー・ソネボーンのアドバイスを受け、すぐに発想を変えます。
その結果危機を回避し、事業を大きく拡張することに成功しました。
レイ・クロックが成功した理由は、人との出会いを大切にする姿勢と成功するためになんでもやる姿勢があったからではないでしょうか。
その結果がマクドナルドの大きな飛躍に繋がったのだと思います。
3.執念と覚悟
この映画をみて、輝かしいサクセスストーリーと思うだけの人もいるかもしれませんが、レイ・クロックはこんな言葉を残しています。
「52歳のミルクシェイクマシンのセールスマンが
50州に1600店舗のチェーン店をつくり、
5カ国で7億ドルを売り上げた理由は一つ
『執念』
世の中に執念に勝るものはない。
才能があっても成功しない人はゴロゴロいる。
執念と覚悟があれば無敵だ」
ボクの師匠も結果を出すためには、どれだけこだわるかが大事だとおっしゃっています。
そして、人生を全て懸けてきているともおっしゃっています。
ボクも同じ気持ちです。
ボクは自分が本気で望む目標に、本気で挑戦し続けるからこそ、現実を変えることができると信じています。
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、まだまだ語り尽くせないくらい学ぶところが多い素晴らしい映画でした。
レイ・クロックは劇中にこんな名言も残しています。
「チャンスを掴むのを恐れる人が実に多い。野心こそ人生の醍醐味なのに。」
ボクは年始にこの映画をみて、改めて思ったことが、謙虚に学び、貪欲にチャレンジし続けていくというころです。
新年に気が引き締まりました。
みなさんもせひ、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をみてみてください。
ではまた。
篠原継之助
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