【映画】『ペイフォワード』から学ぶ明日を変えるためのヒント

こんにちは。篠原継之助です。


今回は、作者の実体験から生まれた名作『ペイ・フォワード』をご紹介します。


恩返しではなく、受けた恩を別の人に渡す『恩送り』という言葉を世界に広めた作品です。


今の自分が置かれた環境を変えるのは自分自身なんだと改めて気づかせてくれた映画なので、気になる方はぜひ本作も併せてご覧ください。


あらすじ

1)人物紹介

まずは登場人物の紹介をしていきます。


・トレバー:中学1年生の男の子。アルコール依存症の母と、母に暴力をふるう父の元で育つ。シモネット先生から課題を出され『ペイ・フォワード』を思いつく。


・シモネット先生:社会科の教師。トレバーのクラスを受け持つ。生徒達に『世界を変える方法を考え、実行する』という課題を出す。顔にひどいやけどの跡があり、障害者として学校に雇われる。


・アーリーン:トレバーの母。アルコール依存症。アルコールを断とうとするが、多忙な生活に精神が追いつかずなかなか上手くいかない。


2)あらすじ

引用:映画.com

アルコール依存症の母と、母に暴力をふるう父に育てられたトレバーは、いつからか大人に失望し、世の中に期待することもなくなっていました。


そんなトレバーは、ある日社会科の授業でシモネット先生にとても難しい課題を出されます。

その課題とは、『世界を変える方法を考え、それを実行する』というものでした。


自分をとりまく環境にうんざりし、世界を変えたいと思ったトレバーは、一生懸命方法を考え、『ペイ・フォワード』を思い付きます。


ペイ・フォワードとは、まず自分が3人を助け、助けられた3人もまた3人ずつ誰かを助ける。それを何回も繰り返していくというものです。


恩を相手に返すのではなく誰かに送ることを繰り返していけば、1つの善いことは何倍にも膨れ上がり、世界を変えるとトレバーは考えたのでした。


はたして、トレバーが思いついたペイ・フォワードは、社会にどんな影響を与えるのでしょうか。

続きは本作でお楽しみください。


【明日を変えるために大切な3つのこと】

ここからは、ボクがこの作品を観て感じた『明日を変えるために大切な3つのこと』をお伝えしていきます。

一部ネタバレを含むので、苦手な方は本作を観てからご覧ください。


1)『どうなりたいのか』を決める

自分の現状に満足できない、もっと良くなりたい。そんなふうに思った時、あなたなら何をするでしょうか。


仕事を変える。住む場所を変える。


さまざまな方法がありますが、大切なのは『どうなりたいのか』という目標を先に決めておくことです。


どうなりたいのか、という目標が明確であればあるほど、その目標へ辿り着くための方法も明確になります。


そして、目標は今の自分の延長線上にある未来ではなく、「こうなったら最高だ」という自分がワクワクするような目標にしてみましょう。

その目標は、自分の足を動かす原動力になります。


トレバーは、自分の母親を幸せにしたい。

そして自分の周りのクソな世界を少しでも変えたいと思い、ペイ・フォワードを思いつきました。


世界を変える。そんな壮大なスケールの理想ですが、それを叶えたいと本気で思ったからこそ、世界を動かした『ペイ・フォワード』という方法を思いつくことができたのだと思います。


『どうなりたいのか』を決める、これが明日を変えるために大切な1つ目のことです。


2)諦めずに行動し続ける

トレバーは、ペイ・フォワードを実現するために、たくさんの行動をしました。


ホームレスを家に招き食事と宿を提供してみたり、母親とシモネット先生を付き合わせるために母親を装って手紙を送ってみたり、様々な努力をし続けました。


もちろん、どれも最初からうまくいったわけではありません。


助けたホームレスは再就職したはいいもののドラック漬けになってしまい、トレバーの前には二度と姿を見せませんでした。


シモネット先生も、自身のやけどの跡を気にしてなかなか母親との恋愛に踏み切れず、2人はすれ違うようになってしまいます。


人はなかなか変わらない、そう諦めそうになってしまうトレバーですが、それでも諦めずに行動し続けたからこそ、トレバーの始めたペイ・フォワードは彼の思ってもみないようなところで広がり、少しずつ世界を変えていきました。


目標をたてて行動しても、すぐに結果は出ないかもしれません。しかし、行動し続けるからこそ、どこかタイミングでその努力が噛み合い、すべての歯車が周り出す瞬間がくるのです。


諦めずに行動し続ける、これが明日を変えるために大切な2つ目のことです。


3)自分を信じ続ける

最後に大切なのは、自分を信じ続けることです。


努力しているのになかなか結果にならない。そんな時期が続くと、誰でも「自分には無理なんじゃないか」という考えが浮かんでしまうと思います。


しかし、そんな時こそ自分を信じてあげられるのは自分だけです。


絶対に上手くいく。絶対に成功する。自分ならできる。


そう信じてやり続けた人に、チャンスは訪れます。


トレバーも、どんなに人に裏切られても自分を信じて行動し続けたからこそ、その行動に救われた人が現れ、最後には大勢の人生がペイ・フォワードによって変わっていったのです。


急に目の前の現実が変わることはありません。

少しずつの積み重ね、毎日の努力が積み重なっていった結果、未来が変わるのです。


ぜひ、最大限『なりたい自分』を思い描いて、自分を信じて努力し続けてみてください。

きっと、その努力はあなたの理想の未来に繋がっています。


自分を信じ続ける、これが明日を変えるために大切な3つ目のことです。


【さいごに】

いかがでしたでしょうか。


明日を変えるためには、自分が行動し続けることが大切なんだと本作を観て改めて感じました。

本当に考えさせられ、感動する作品なので気になった方はぜひ一度映画をご覧ください。


ではまた。

篠原継之助の映画を語る会☆

篠原 継之助(しのはら つぎのすけ)と申します。 神奈川県出身で、立教大経営学部卒業。 現在は都内で株式会社SUN代表取締役として、イベントスペース運営/セレクトショップ運営/研修/を行なっています❗️ 映画鑑賞が大好き! 映画の意見交換をできる場を作りたくてブログをスタートしました。 これからよろしくお願いします!

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